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外資系の職場の雰囲気ってどうなの?! その3

2008年09月23日 14:15

皆さん、このブログのプロフィールの写真、見えますか?小さくて何だか分からないですよね(苦笑)。実はこれ、この春に行なわれた会社のお花見の写真なんです。休日にも関わらず60人以上の参加者がありました。桜をめでながらのバーベキュー大会だったんですが、なかなかの盛況でした。外資系って意外とアットホームでしょ!?


外資系と言うと「個人主義」のイメージがあるかもしれませんが、結構イベントは好きで、特に社員の家族を招く行事が好きですね。実は来週も会社で家族の方々もお招きして、運動会があるのです!


一時は会社の若い人の間では慰安旅行や宿泊を伴う忘・新年会は嫌われたようですが、ここにきて回帰現象と言うか振り子の振れの反動みたいなもので、そういった会社(や部署)の全体行事みたいなものが見直されているようですね。そんな中で運動会のある会社。私はむしろ誇りに思っています。

外資系の職場の雰囲気ってどうなの?! その2

2008年09月16日 21:44

昨日の記事で、外資系の職場では机と机の間にパーティションがあったりする、と書きました。このパーティションというのが、たいがいピンでメモとかを刺しておくことができるようになっています。


そこで、外資系と日本企業の雰囲気の違い、その2!外資系企業では配偶者やご家族の写真をパーティションに飾っている人が少なくないんです!写真立てに入れて机の上に立てている人もかなりいます。・・・これって素晴らしいことだと思いません?! 私も外資系企業は長いので、かなりどっぷりと外資の文化と言うか「色」に染まっていると思っています。そんな私でも愛猫や愛犬の写真というのならまだしも、家族の写真、ましてや妻の写真を飾る、というのはこっ恥ずかしいですねぇー(苦笑)。それをできるというのは、(決してからかいではなくマジで)「ご家族を愛していらっしゃるんだなぁー!」と感心させられます。日本企業の体質だと「家族は愛しているが、写真を飾るってぇのはどうもなぁー!^^;ゞ」と照れる気持ちが先に立ってしまうと思います。外資系の場合は割と「どうして?!家族の写真見て励みになるんだったら、良いことなんだからどんどんやったらいいじゃない!?」というところがありますね。


以前の記事にも書きましたが、これからはワークライフバランスということがますます大切になってくると思います。仕事一本槍で、いつかは家族に見放される、なんてことになったら、あまりに寂しいじゃありませんか! ・・・私も注意しよう。^^;


ちなみに私は海外出張と言うとホテルでの会議が多く、海外のオフィスを訪問する機会はそれほどなかったのですが、それでもその少ない経験の中で申し上げると、ほとんどの人が机上やパーティションに家族の写真を飾っていました!「海外でやっているから良いんだ!」というつもりは毛頭ありません。家庭と仕事を両立させる、という気持ちを体現しているから素晴らしい、と思うんです。皆さんも進路決定の際には、是非参考にしてみてください。(この職場の雰囲気シリーズは今後も不定期ながらまだまだ続きます。)

外資系の職場の雰囲気ってどうなの?! その1

2008年09月15日 21:19

以前にも書きましたが、私は社会人になってから幾つかの会社を経験しましたが、外資系企業でしか働いた経験しかありません。しかもずーっと人事! でも、例えば「以前は日本企業で働いてきた」という人が自分の勤務先に転職してきたこともありますし、学生時代の友人とかの話しも聞いたことがあるので、ある程度は「外資系企業と日本企業の職場の雰囲気の違い」について書くことができると思っています。ただしこの話題はかなり長くなりそうなのと、今すぐには思いつかなくても「そう言えばこういう違いもあるなぁ・・・」みたいに思い出すこともあろうかと思うので、不定期ではありますがシリーズ物とさせていただきたいと思います。本日はその第一弾!


私は新卒で就職する前に、半年くらいある公の勤務先でアルバイトをしていました。公営ですから日本「企業」とは言えませんが、少なくとも職場の雰囲気は外資系とは異なると思います(実際、違っていました)。そのアルバイト先での印象が強かったので、新卒で外資系企業に勤務するようになって初日にまず驚いたのはオフィスがきれいなこと!ただきれいなだけでなく、机と机が離れているんです!


日本企業の場合、机って四人から八人くらいでくっついて「島」になっているんですよね。それを上司が一目で見渡せる位置に陣取っている、というのが一般的のようです。外資系の場合は、机が離れているか、仮にくっついていてもパーティションといわれる仕切りで区切られています。なのでプライバシーが保たれている気がします。「仕事に集中すべき職場に、プライバシーなんて必要?!」という声もあるでしょうが、いくら仕事場とは言え、やはり自分だけの空間がある、というのは落ち着きますし、少なくとも姿勢として「個が尊重されている」という気がしますね。


これからもこのシリーズは続けていきますんで、お楽しみに!

志望動機について考える

2008年09月13日 10:58

実は私、キャリアカウンセラーの資格も持っていまして・・・ ^^ゞ 何度か就職フェアの会場でカウンセリングを行なったこともあります。中には「外資系企業に就職したい」という学生さんと遭遇することもあるのですが、「志望理由は?」と訊ねるとたいがいの場合、「英語を使った仕事がしたいから♪」という答えが返ってきます。まぁ、それはそれで悪いとは言いませんが・・・。


今一度、考えてみてください。もし本当に「英語を使った仕事がしたい」というのが志望動機だったとしたら「外資系企業に進みたい」という選択肢でよいのでしょうか?!


前にも書きましたが、外資系企業でも営業職とかの場合、日常の仕事の中で英語を使う機会はまずありません。逆に日本企業であっても、例えば輸出入にたずさわる部署であれば、恐らく使用言語の殆どは英語でしょう。この場合、もし英語で仕事をするのが目的だった人が外資系企業に入社して営業職に就いたとしたら・・・「こんな筈じゃなかった!^^;」と思われることでしょう。

私がパッと思いつく範囲で言うならば、「最も英語を使う仕事」と言うと「翻訳・通訳」ですね。この場合は「入社する」というよりは(翻訳・通訳の仕事を)斡旋してくれる会社に「登録する」といった形になると思います。いずれ力をつけ、クライアントが取れる自信も出てきたら独立開業するのも手です。それに今はインターネットを介してクライアントというか「需要」を見つけることが比較的容易になってきているようなので、一企業に属するよりはフリーランスでやる方がより自分のやりたいことが見つかるかもしれませんんね。


「いずれは通訳・翻訳の仕事をやってみたいけど、今はそこまでの英語力は無いから・・・ ^^;ゞ」という方は、まずは派遣会社に登録して、自分の英語力と企業側が頼みたい仕事で使う英語のレベルがマッチする環境で暫く仕事をしてみる、というのも手だと思いますよ。


私は「就職活動」というのは「自分探し」のプロセスなのではないか?!と思っています。「自分が本当にやりたいことは何か?」「自分が今やれることは何なのか(どのくらいなのか)?」そういった「今まで見えなかった(見ていなかった)自分を再発見する」ところから就活って始まるような気がするんです。その上で、自分の希望する進路と「やりたいこと」「今できること」「なりたい自分」とにブレが無いか、再確認されると良いと思いますよ。


さて、かく言う私はどういう志望動機で外資系企業を目指したのでしょう?!それは・・・!

「(外資系企業は)カッコいいと思った」からです、あらららららぁ?!*^^*ゞ


何という思慮の無さ!(苦笑) でも結果として外資系企業に進んで良かった、と思っています。何か雰囲気があっている気がするんです。次回は「私が気に入っている外資系企業の職場の雰囲気」みたいなことを書いてみたいと思います。

【テーマ】この業界の繁忙期について

2008年09月07日 11:11

9/6付記事と同様、今回の記事のタイトルも「業界」という言葉は「外資系企業」と読み替えてくださいね♪


カレンダーでは1月1日から12月31日までを1年としていますが、皆さんのような学生さんの場合、4月から翌年3月までが1年の区切りになっていますね。企業の場合も、「会計年度」と言ってその年いくら売上があったか、いくら儲かったか、を締める1年間の区切りがあります。その会計年度の何月が期首で何月が期末か?は企業によってさまざまですが、日本企業の場合、学校と同様に4月を期首、3月を期末としているところが多いようですね。ところが・・・


外資系企業の場合に圧倒的に多いのが、会計年度はカレンダーと一緒の1-12月!したがって決算の仕事に関わる会社の「経理」と呼ばれる部署の人は、外資系の場合、カレンダーで言うところの年末・年始が最も忙しく、年末年始の休日の間も休日出勤しなければならない場合が多いです。外資系企業で経理の仕事をしたいと思っている人は、年末年始は休めないもの、と覚悟しておいたほうがいいですよ(苦笑)。


では、私のような人事の仕事をしている人の場合はどうでしょう?!これはもう千差万別ですね。外資系企業の会計年度は1-12月が多いと書きましたが、給料の見直しは4-翌3月を1年の区切りとしている会社が少なくないようです。そういう会社の人事部で給料改訂の作業に関わっている人は3月末から4月初めにかけては忙しいです。もしその会社が新卒採用をする会社なら、入社式(準備も含む)と入社後の新人研修でやはり3月末から4月初めにかけてが繁忙期と言えますね。私が新人で入社した会社は、まさに給与改訂が4月で、新卒採用もあった会社ですから「人事に花見は無い(=この時期に人事部は忙しくて花見どころではない、という意味)」と言われたものです。尤も給与改訂の作業も電算化され、以前とは作業時間も比べものにならないほど省力化されましたが・・・。(私が駆け出しの頃は全て手作業でしたから!)


いずれにせよ、長期の休みがあるというのは学生さんの特権ですね。(私の妹は大学の職員ですが、学生さんの夏休み中も出勤日が少なくなく、春休みにいたっては入試の準備の手伝いで駆り出されるので、むしろ一年の最繁忙期なんだそうです!)社会人になるとなかなか長期の休みは取れないので、学生のうちに思いっきり長期のお休みをエンジョイしてもらいたいと思います。

【テーマ】この業界に進むなら読んでおいた方がいい本、映画等

2008年09月06日 14:06

タイトルには「業界」とありますが、私がどの業界に属しているか?を明かすのは勘弁してください。あまり外資系企業が多くない業界なので、それを明かすと私が誰だか特定されやすくなっちゃうんです。^^;ゞ と言うことでタイトルの「業界」は「外資系企業」と読み替えてくださいね♪

私は映画は割りと好きで、それも映画館で観るのが好きですね。最近見た映画で面白かったのは「セックス・アンド・ザ・シティー」。これなんかも外資系企業に進みたい方には結構お薦めです。どういう映画がお薦めか?!と言うと、海外の職場でのシーンが多く出てくる映画。外資系企業と言っても実際には社員の大多数は日本人なのですが、それでも雰囲気というか、風土は、映画とかで見る限りは外国の職場(だいたいアメリカを意味しますが・・・)は日本の外資系企業のそれと似ている気がします。あとはビジネスパーソン(ビジネスマン、ではない。むしろ海外の映画では「働く女性」がヒロインのケースが少なくないので・・・)の私生活が描かれている映画。最近はワークライフバランスという言葉をよく耳にしますが、仕事と私生活の両立(もちろん難しいんですが・・・)を描いている映画を観ると、何となく日本の外資系企業で働く人たちとオーバーラップする気がします。実は私の会社で今、キーワードになっているのがまさにこの「ワークライフバランス」なんです。先に挙げた「セックス・アンド・ザ・シティー」では職場というのはあまり出てきませんが、弁護士事務所に勤めるミランダと、女社長であるサマンサの私生活を描いたシーンは興味深いですね。

海外の職場でのシーンが多く出てくる映画ということでお薦めなのは2年前に劇場公開された「プラダを着た悪魔」。カリスマ女編集長の下で奮闘する秘書役のヒロインの姿は、外資系で成功する仕事のスタイルみたいなもの(尤も、かなり誇張されていますが・・・)が垣間見えて興味深かったです。

外資系の職場の雰囲気が分かる本、というと・・・すみません、こちらの方は最近ほとんど本を読んでいないので分かりません。^^;ゞ 古ーーーーーいw本で恐縮ですが、横山哲夫という方が書かれた「人事部ただいま13名」はお薦めです。ただし、1969年に書かれた本なので、今の外資系の職場とは隔世の感があるでしょうし、まず手に入れるのが難しいでしょう。本に関しては、お役に立てず申し訳ありません。

ところで、採用面接の際に「最近(または今まで読んだ中で)一番印象に残った(または感動した)本は?」と言った質問をよくされることと思います。その対策としてどんな本を読んでおいたほうが良いか?! ・・・それについては「採用面接に際して」といったテーマで、後日まとめて書いてみたいと思います。

次回は「外資系企業の繁忙期」について書きますのでヨロシクです♪

新卒採用と中途(キャリア)採用 その2

2008年09月04日 22:00

皆さんもよく「即戦力」という言葉を耳にされると思います。入社したら、手取り足取り教えなくても自分で仕事ができる「即戦力」という意味では、やはり新卒よりも実務経験に長ける中途(キャリア)採用に軍配が上がるのは当然。多くの外資系企業では「本当は将来のことを考えれば新卒も取りたいんだが・・・^^;ゞ」やむを得ず「即戦力」を狙って中途(キャリア)採用を重視しています。さらに言えば9/3付の記事でも書いたように多くの外資系企業の場合、新卒の学生さんから見向きもされません!(苦笑) 新卒の学生さんの志望理由のアンケート結果を見ると、「将来性」「成長性」「安定性」と言った項目が上位に来ていますが、私には何と言っても「知名度(の高さ)」が一番の志望理由であるように思えてなりません(苦笑)。

外資系企業でも(新製品・新サービスなどの紹介の)新聞記事TVCMで露出の多い会社は新卒採用においても有利で、実に多くの学生さんから応募があります。私が以前勤めていた会社ではエントリーシートの数から逆算すると新卒の競争率(=採用人数÷応募総数)は何と!1500倍以上でした!これってハロープロジェクトのオーディションより「狭き門」じゃない?!w 私が入社した頃は(これも9/3付け記事で書いた)「説明会参加者ゼロ」(苦笑)の年から数えて二、三年後のことだったので競争率も二、三倍程度だったんじゃないかなぁ?。^^ゞ よく同期と「今だったら絶対入社できなかったな!?」なんて笑いあったものです。私は言葉としては「勝ち組」「負け組」という言い方は好きではありませんが、分かり易く言うならば、およそ外資系企業では新卒採用に関して「勝ち組」「負け組」は残酷なまでにハッキリと分かれますね。

ところが・・・中途(キャリア)採用となると話しは少し違ってきます。やはり社会人ともなると、いろいろなところから「世間的には知名度は低いが、その業界では実力のある(あるいは将来性のある)会社」に関する情報が入ってくるものです。ですから、「新卒の学生さんには見向きもされないが、転職希望者には意外と人気のある会社」というのもあるんですよ。

ただ、その場合でもさすがに競争率1500倍ということはありません。そういう意味では、倍率だけ見ると「新卒で応募するよりは中途(キャリア)採用で応募した方が入り易い」ということになります。これが本日の結論!・・・って、そーじゃないんだなぁ?!w

今一度、9/1付記事を読み返して欲しいんです。皆さんにはもちろん第一志望の企業はあるでしょうが、では「その企業に入社することが目標」なのか?というと、そうではない筈です。「その職場で生き甲斐・やり甲斐を持っていきいきと働く」ことこそが目標である筈なのです。まだ社会人経験の無い皆さんには理解しづらいとは思うのですが、時間的にも能力的にも私なんぞよりは遥かに将来性のある皆さんには、「入社すること以上に入社してから後のことに心血を注いで欲しい」と思うのです。

もっと言うと、そもそも何故その企業が第一志望なのか?!もし単にその企業が「外資系だから」という理由だけで選択したのなら、手厳しいようですが「それは少し考えが足りないんじゃないかなぁ?(苦笑)」と言わざるを得ません。

この志望先企業の選択については、また別の機会に書くことにします。固い話題が続いてしまったので、^^ゞ 次回は少し柔らかいところで「映画」に関連した記事を書いてみたいと思います。

新卒採用と中途(キャリア)採用 その1

2008年09月03日 21:11

先日の記事で、「外資系は一般的に新卒採用よりも中途(キャリア)採用に軸足を置いている企業が多い」と書きました。何故でしょう?理由はいくつかありますが、一番の理由は「(新卒を)採用したいのだが、応募してくれない」ということが挙げられます。

私が新卒で入社した会社は、今では知名度も高く、某機関の調べによる「女子大生が就職を希望する企業」のトップ50以内(確か30数位)にランクされていました。その会社が、三十年近く前には、学生向けに会場を借りて説明会を行なったところ、一人の学生も集まらなかったことがあったそうです。正確に言うと「一名だけ来た」のだそうです。その一名というのは、既に入社を内定していた学生で、「説明会にあまりに集まりが悪いと寂しいから...」ということで呼ばれた、言わば「サクラ」!(苦笑)Web上でエントリーシートを記入して登録し、企業側からは説明会への招待のメールが届く今では、参加者数(もちろん名前まで!)が事前に分かっているのは当たり前ですが、当時は全て人海戦術で、電話(もちろん携帯ではなく固定電話です!)や郵便を使って出欠の確認を取ったものです。人事部に人数的余裕が無い会社はそれすら出来ず、「ふたを開けてみないと学生が(説明会に)何人来てくれるか分からない」というありさまでした。今では笑い話ですね。

話しが横道に逸れましたが、私が若い頃は外資系企業と言うと何か胡散臭いイメージがあり、特に親御さんや親戚からも「(外資系は)怪しいから(応募するのは)止めたほうが良いよ!」と言われたものです(幸い?放任主義であった私のところは違いましたが...)。大学の側も特に理系の場合、外資系企業は過去に採用実績が薄いため、どうしても教授や就職部(今はキャリアセンターとか言うらしいですね)から学生さんの紹介をしてもらえませんでした。それは学生さんを預かっている学校側の立場からすれば、過去に経年にわたって安定的に採用実績のある企業さんに学生さんを紹介したくなるが人情というものでしょう。

「外資系企業」に対するネガティブなイメージが払拭され、一部の学生にはむしろ日本系企業よりも好まれるようにまでなった今では、多くの外資系企業が新卒採用「にも」積極的になってきていますが、それでも相対比較で言うと外資系企業は日本系企業に比べて中途(キャリア採用)の比率が高いのも事実です。言い換えれば、外資系企業に新卒で入社するのは中途で入社するよりも難しい、ということになるかもしれません。

おそらくこのブログの読者の方は、少なからず外資系企業への就職に興味や関心を持っておられるのだろうと想像します。次回は「新卒採用と中途(キャリア)採用 その2」と題して、外資系企業への就職についての新卒・経験者の有利・不利みたいなことをもう少し詳しく書いてみたいと思いますのでお楽しみに!

外資系って英語は必要?

2008年09月01日 13:12

私は外資系で採用業務に携わっていた期間が少なからずあることもあって、よく他人から「外資系の会社に就職するのに、英語は必要なの?」という質問を受けることがあります。実際はどうなのでしょうか?!

結論から言うと、「職種にもよるが、入社時点では必ずしも必要ではない。」というのがご質問に対する最も一般的な回答ではないか、と思っています。

一口に外資系と言っても、業種もメーカーあり、金融あり、コンサルティング会社あり、とさまざまですし、先ほど書いたように職種によっても違いはあります。例えば役員や(本)部長付きの秘書とか、英語で電話のかかってくる頻度の多い会社の受付業務ということであれば、まず英語は必須と言ってよいでしょう。一方で、外資系企業全体で見ると、募集職種で一番多いのはやはり営業職だと思います。営業職の採用となると、多くの場合は仕事で殆ど英語を使う機会はありません。よって募集時点で「英語力必須」としている企業は極めて少数です。

ご存じかもしれませんが外資系企業の場合、さまざまな事由で採用の軸足を「新卒採用」よりも「中途採用」のほうに置いていることが多いのです(その理由は別の機会に書くことにします)。中途採用となると、応募されてきた人材に求められるのは何と言っても「実務経験」と「実務能力」。つまり募集する仕事をやってきた経験がどれだけあるか、その仕事がどれだけ出来るか?ということが問われます。このうち実務能力については、その分野の専門の方が面接官になってうまく聞き出さない限り、実際には応募者にどれだけ実務能力があるか?はなかなか見極められません。(学校と違って、すべての職種にそれ用のペーパーテストがある訳ではないのです。)一方、実務経験については、応募者が書いてきた職務経歴書でかなりのことが分かります。いきおい中途採用においては「実務経験」が圧倒的に重視されることになります。平たく言うと、もし応募者に「全くその職種の経験は無いが英語は出来る」人と、その逆で「英語は出来ないが実務経験に長けている」人がいたら、多くの場合は後者が採用される筈です。ただし・・・!

以上は飽くまでも募集時点、つまり入社直後のこと!営業マンで採用された場合、確かに日頃の業務で英語を使う機会は無い(または少ない)ものの、これがマネージャーとして複数の部下を束ねる立場になってくると、さらに上の上司(これが外国人である場合も少なくない)に報告をする必要が出てきますし、時には本国の親会社から訪問してきたVIPの前で、英語でプレゼンするようなケースもあります。マネージャーに昇進しないまでも、たとえば海外の市場視察と言った出張があるとします。会社は「誰を行かせるか?」となれば、望むらくは現地語ができる人、そうでなければやはり英語ができる人を送り出すでしょう。もっと言うと、営業希望の人の多くが「将来やってみたい」と思う「憧れの職種」とも言える(?)マーケティングという分野において(この件についても後日詳しく書いてみたいと思います)は、まず英語は必須と思っていただいて差し支えありません。

イチローが日米通算3000本安打を、松井秀喜が日米通算444号本塁打を記録したのは皆さんの記憶にも新しいことでしょう。記録に対する二人の受け止め方はそれぞれ違うものの、共通することは「(それらの記録は)通過点に過ぎない」ということ。皆さんにとっても、たとえその企業が第一志望であっても、その企業に入社することが目標ではないですよね。・・・残念ながらここのところをはき違えている人が少なからず居るようですが・・・(苦笑)。そう!あなたにとっての目標は「その職場で生き甲斐・やり甲斐を持っていきいきと働く」ことだ、と私は思うのです。通過点である「入社(採用、と言い換えてもよいでしょう)」の時点では英語は必要なくとも、その後皆さんが「やり甲斐のある仕事がしたい」「仕事の達成感を通じて生き甲斐を感じたい」ということであれば、外資系においては英語は必須である、と言っても過言ではない、と私は思っています。

英語は一朝一夕で上達するものではありません。外資系企業に就職を希望される方は、一日も早く英語力の向上に心がけてみてください。頑張ってくださいね。Good luck! (英語力向上の実例も幾つか知っていますので、これも後日ご紹介することにします。)

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