私が社会人になったばかりの頃はケータイもインターネットも無ければ、「H●T PEPPER」のようなクーポンマガジンもありませんでした。ですから忘年会のお店を探すのは容易ではありませんでした。幹事としては皆に喜ばれるようなお店を見つけたいですからね!
あれは入社して四年目(今から22年前)の忘年会のことではなかったか?と思うのですが・・・その年の忘年会というのが、外国人の総支配人(本社から派遣されてきた人で、日本法人の社長たちも頭が上がらない、という人です)付きの秘書の女性の送別会を兼ねてのものでした。この方、当時の会社の名物秘書で、勤続年数も長い!幹事には私を含め若手男性3名が選ばれましたが、そんな方の送別会ですから、企画も練らないといけません。日本人の役員からも「今度の会は盛り上げてくれよ!」とプレッシャーをかけられました(苦笑)。
外資系の会社で、しかも女性の方の送別会ですから、お店は居酒屋とかではなく洋風のお店を選びました。どちらかと言うとお酒よりも食事をメイン(当時はこういうお店を探すのも結構大変だったんです!)にしました。そして企画は?!
まずは幹事の一人、その年に入社した新卒社員によるギターの弾き語り。しかも曲はオリジナルです!・・・そして彼の歌に皆が感心して聞き入っている隙に私はバッグを抱えて一人トイレへ・・・。当時、男性向けのフェースパックが発売されたばかりの頃でした。これが真っ黒なんです。私はバッグからこの日のために買ったフェースパックをおもむろに取り出し、顔に塗りたくり、トイレで出番を待ちました。
「歌、終わりましたよ!」 もう一人の幹事がギターの弾き語りが終わったのを告げにきました。いよいよ私の出番です。皆の前に現れ、一言。「こんばんは、ハリー・ベラフォンテです!」ハリー・ベラフォンテとは黒人歌手。二十数年前の当時でも既に懐メロ!w アカペラで「バナナボート」という曲を歌いました。・・・大ウケ!w 忘年会兼送別会は成功裡に終わりました。が・・・
「いけない!トイレにバッグを忘れた! ^^;」気付いた時は既に遅し。トイレにはバッグはありませんでした。 どなたが拾ってくれたことに一縷の望みを託し、お店に「もし見つかったら連絡をください」と伝えました。
後日、バッグは見つかりました。ゴミ箱に捨ててあったそうです。・・・ただしお金は取られていました(苦笑)。実はこの日はお店には「一人xxx円」の会費制で予約していたので、開始早々に料金は払い終わっていたため、残っていたのが端数の数千円だったのが不幸中の幸いでした。確か参加者が二十人くらいはいたと記憶していたので、もし料金を払う前のことだったら・・・と思うとゾッとします。
皆さんも飲み過ぎには注意しましょうね!
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