人脈作りと異業種交流会
2010年02月25日 19:57
最近は物品やサービスの価格の比較購入がインターネットで容易にできますね。例えば旅行で言うと同じフライトや同じ宿でもサイトによって価格が違ったりします。確かに単に目的地が決まっていて、行く先でやりたいこと、訊ねたい場所が決まっている旅行ならそういったサイトを通じての航空券の購入や宿泊予約も良いでしょう。でもこれが「企画が必要な旅行」だったらどうでしょう?例えば、貴方が社会人になって自分の部署の慰安旅行の幹事を任されたとします。値段だけを見てインターネットで全部予約ができるでしょうか?やはり、「顔が見える」旅行代理店(の営業)にお願いしたくなるのではないでしょうか?!
いくらインターネットが発達した社会でも、この「顔の見える」というか「気心の知れている」安心感には換え難いものがあり、仕事の上でも何か頼みごとをしたい時には知らない人よりは面識のある人に頼みたいものです。しかし誰もが旅行業界に勤めているわけではありません。ですから人脈作りが欠かせないのです。
キャリアカウンセラーは一対一の相談だけが役割ではありません。複数の人を対象にしたトレーニングプログラムの開発と実施というのも役割の一つです。一つの会社に勤務するのではなく独立して自営でキャリアカウンセラーを職業としている方の中には、複数どころか多数を対象にした「講演会の講師」といった役割を頼まれることも少なくないようです。講演会の演題によっては自分が不得手な分野なこともあります。そういった場合に単にその講師を断るだけでは、まずその依頼主からは次の仕事は来ないと思ったほうが良いでしょう。せっかくのビジネスチャンスを失うことになります。かと言って苦手な分野の演題を無理に引き受けたのでは、喜ばれるような講演会は開催できません。そういう時こそ人脈が大切!そう、自分が引き受けられなくても「そのテーマなら私よりももっと相応しい講師が居ますよ!」と紹介すれば良いのです。そしてその講師の方が良い講演を行なってくれたら、引き受けた講師も賞賛されるでしょうが、紹介した貴方も「いやぁ、良い先生を紹介いただきました。ありがとう!」と喜ばれるのです。当然、次の仕事にも繋がります。この例でも人脈作りの大切さが分かっていただけると思います。
最近は若いビジネスマンの方々が朝食を食べながら情報交換をする「異業種交流会」が盛況なのだそうです。当然、朝食代だけでなくそういった場を提供してくれる団体に会費を払う必要があります。つまり「身銭を切って」人脈作りを心がけているのです。
私はこの朝食の場を使っての異業種交流会と言うのは非常に有意義だと思いました。もちろん人脈形成に役立ちますが、評価したいのはこれが夕食ではなく朝食というところ。2/14付の記事にも書きましたが、リズムのある生活には、まずは「朝型」になること。特に朝食をしっかり摂ることは一日の活力に繋がります。
学生の読者の皆さんには、人脈作りの重要性や朝型生活の大切さはなかなかご理解いただけないかもしれませんが、社会人になれば痛切に感じさせられることと思います。学生時代を謳歌されるのもそれはそれで良いでしょうが、いつまでも学生では居られないということは頭の片隅にとめておいていただきたいと思います。


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