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血液検査

2009年04月25日 20:52

春はフィラリア予防で訪れる患者さんがとても多いのですが、私が働いている病院では毎年フィラリアの予防薬を飲んでいる子にも、一度フィラリアに感染していないか検査をしてからその年の予防薬をお渡しします。
それは、毎年毎月ちゃんと飲ませてもらっていても、ワンちゃんが飼い主さんに分からないように口から出してちゃんと飲めていなかったり、飼い主さんが勘違いしてあげ忘れていたりするかもしれないことなどがあるかもしれないからです。

毎年、ここら辺の地域では4月の下旬から8ヶ月間予防薬を飲ませてもらうよう説明しています。
地域によって変わるのは、蚊が飛ぶ時期が違うためです。
なので北海道では予防薬を飲ませるのは1から2ヶ月間。
逆に沖縄では一年中飲ませるそうです。
細かい基準は病院によっても違うと思いますが、基本はそんな感じだと思います。

フィラリアという寄生虫については、また今度お話したいと思います。


話は戻って、血液検査。
ワンちゃんの血管に獣医が針を刺して、血液をもらいます。
なので、痛い思いをして血液をとるのなら、フィラリア検査だけではなく一般検査といって、基本的な血液検査も一緒にすることをお勧めしています。
料金もそれなりに+αかかってしまいますが、一年に一回健康検査をしていれば、病気の早期発見や予防につながり、結果的に患者さんにとっても飼い犬にとってもいいことだと思います。

人間より体が小さいワンちゃん。
一滴一滴が貴重な検体です。
それを無駄にすることなく、検査に使います。
もし間違って、血液をこぼしてしまったりすると…
もう一度、ワンちゃんに痛くて怖い思いをさせて、血液をもらわないといけないですよね。

血液を無駄にしないことはもちろん、忙しい時期だと血液検査が立て続けになることも普通です。
なので検体を取り違えないようにすることもとても重要です。
せっかく検査ができても、結果を間違って他の患者さんのカルテに記入してしまったら…
誤診に繋がってしまいます。
せっかく動物看護士に任されてる仕事なのに、そんなことになってしまったら獣医と看護士の信頼関係が崩れ、獣医と患者さんの信頼関係が崩れ、ワンちゃんにはいらない治療をしてしまったり、逆に治療が必要な子に『異常なし』と判断されてしまうかもしれない最悪な事態になりかねません。

検体を取り違えないように、名前やカルテ番号を記入するなど忙しい時期は特に気をつけたいものです。

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