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よしき
新米の歯科技工士です。 まだまだ日々勉強で悪戦苦闘しています。...

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入れ歯の供養祭

2008年10月21日 12:17

新聞を見ていたら、19日に入れ歯の供養祭というのが
山口県下関市羽山町の大坪神社であったそうです。
集まった入れ歯100個を燃やして入れ歯に感謝した。
92年から下関の技工士会が始めたそうです。
貴金属類は業者に売って社会福祉に役立てるとのこと。

そういえば、入れ歯ってゴミとして出すなら分別が難しいですよね。
全部プラスチックの入れ歯もありますが、大半は金属とプラスチックが
両方使ってありますから、燃えるゴミなのか燃えないゴミなのか
かなり困る代物です。
患者さんも自分で始末するのは面倒だから、入れ歯を新しく作ったら
古い方は病院に処分を頼むんでしょうね。

入れ歯の話しなども、また近いうちに書いてみます。

インレーって その2

2008年10月20日 8:51

今回はインレーの製作手順を書いてみます。

口の中で型を取る

型に石膏を流して模型を作る

↓ここから技工士の仕事

模型の上でwaxを作って金属の原型を作る

インレーの形をしたwaxを埋没材に埋めて加熱

waxが溶けてできた空洞に加熱して溶かした金属を流し込む

冷やして固まった金属を研磨してきれいにする

↓ここまで技工士の仕事

口の中へセット

おおまかな流れは上のようです。
下の写真は、waxを使って石膏模型にインレーの形を作ったものです。

IMG_0474.JPG

これをはずして、耐火石膏に埋め込みます。

こういうものは理科の実験と同じで、実際に見てみないとわかりづらいのですが
少しでもイメージの参考になればと思います。

秋らしくなってきました

2008年10月15日 13:33

朝晩は随分と冷え込んできて、ニュースなどでは紅葉の風景なども
見られるようになって来ました。
この時期は昼間はまだまだ暑い日もあったりするのに、朝方は寒かったりで
体調がすぐれなくて困ります。
今朝は随分と寒かったので、ストーブを出してきました。
まだ使ってはいませんが、この分だともうすぐ使うことになりそうです。

仕事場は実は暑い時期より、寒い時期の方が楽だったりします。
というのは、ワックスを溶かしたりするのに火を使ったり、金属を溶かすのに
ガスバーナーを使ったりで部屋の中は温度がかなり上がります。
夏場はクーラーがあっても結構つらいんですよね。
しかも、粉塵がかなり舞うことが多いのでマスクやゴーグルをつけると
夏場は暑くて仕方ありません。
今年の夏も暑かったのですが、去年よりはちょっと夏が短かったような気がして
少し楽だった気がします。

みなさん体調には注意しましょう。

インレーって

2008年10月10日 16:19

以前から、インレーとかクラウンとか書いてきたのでこの辺で用語紹介を。

IMG_0002.jpg

インレーというのは、虫歯で穴が開いたところを塞ぐために作った金属の塊です。
写真で銀色に見えている部分です。
黄色に所は、口の中の形をとって作った模型です。
口の中からコピーしてきて、歯の形を口の外で石膏を使って再現した物です。

最近は、レジンというプラスチック樹脂もかなり使われるようになってきましたが
強度面や耐久性を考えるとまだまだ金属の方に分があると思います。
保険で使っている金属は、値段を下げるために銀合金を使用しています。
専門的には金銀パラジュウム合金などと呼んでいます。
最初に金という言葉が入っていますが、実際には半分は銀です。
金は1割程度しか入っていません。
銀は値段が安いので使ってあるのですが、時間が経つと腐食してきたりして
本来口の中に使うには具合のいい金属ではありません。
多少、お金がかかってもかまわないと思う人は、金合金やチタン合金など
体にいい金属を使用されたほうがいいと思います。

作成手順などは、また次回にでも書いて見ます。

交渉力・商談力の育て方

2008年10月09日 8:23

表記の御題で書き始めてみたものの、私の仕事にはかなり縁遠い内容なんですよね。
元々、不特定多数の顧客と関わるような仕事ではありませんし
どちらかというと、一人黙々とこなす仕事な訳でして・・・
そういう意味では、人とあまり関わるのが苦手な人には向いている仕事かもしれません。
とはいえ、病院や技工所に勤めるならある程度の人間との付き合いが要求されますし
個人で技工所を開業するなら、何件かの病院などとは係わり合いになるわけでして
持っている方がいい能力ではあります。

一般論で言えば、交渉の基本は相手を見ることなのでは無いかと思います。
当然のことながら、漠然と相手を見ると言うことではなくて、いかに相手の心の内を読むかということです。
ところがこういう相手の心理を読むと言うのは、人類学的には女性の方が長けているらしいです。
女性の勘 などと言われるもので、相手の表情やしぐさで心の変化を感じ取るんだとか。
男性には難しいのでしょうが、訓練すればある程度はできるようになるそうで
日ごろから相手の様子を観察しながら会話してみるのもいいかも知れませんね。

失敗したらこう乗り切る

2008年10月06日 11:58

この仕事は絶対守るべき納期があって、歯科医院と約束した日時までに
頼まれた品物を納めないと、とんでもないことになります。
歯科医院では患者さんに、「この日時に出来上がるので御来院ください」と
お約束しているわけで、その日時にセットする予定のものが届いていないと
再度、来ていただかなくてはいけなくなるわけです。
歯科医院は当然、信頼を無くしますし、技工所は仕事を無くしますA^^;

技工物は、それぞれ作るものに絶対必要な製作ステップがあるので
同種類の製作するものをいくつかまとめて作ります。
通常は、同じ手順で同じように作ればほぼ均一のものができるわけですが
手仕事なので、毎回微妙に誤差が出ます。
最終的に出来たものを、微修正で合わせられれば問題ないのですが
たまに修正ができない物ができる時があります。

そういうときは、残業してでも突貫で納期に間に合わせるように再作成します。
私の職場では、ミスで残業する時は残業代は出ませんが^^;
まあ仕事ですから、約束した納期は何が何でも守るしかないですからね。

自分の分身! 仕事で扱う道具について

2008年10月04日 15:35

自分の分身というほどでもないですが、一番使う道具ってことで。
道具はかなりいろいろあるので、機会があれば普通では見た事の無いような
道具類も紹介したいと思うのですが、さしあたって一番使っているだろうこれを。

IMG001.jpg

何の変哲もなさそうなナイフです。
技工の仕事内容がわからないと何に使うかわからないと思いますが
クラウンやインレーなどを製作する時に必要な、wax patternを作るのに
最も使用するナイフです。
そのため、道具類の中では多分一番使用頻度が高いと思います。
学生時代から使っているので、かなり年季が入っています。

クラウン、インレーなどの作り方を説明しないと多分何がなにやらだと思うので
また、少しずつ紹介してみようかなと思っています。

歯科技工士って?

2008年10月02日 4:42

10月に入って涼しく秋らしくなってきて、随分と過ごし易くなってきました。

さて、歯科技工士ってあまりメジャーな職業と思えないので
ちょこっとその辺りの説明から。

歯科技工士学校を卒業して、国家試験に合格すると資格が取れます。
歯科医院で患者さんの口の中にはめる金属のクラウンやインレーを作ったり
義歯を作ったりしています。
患者さんに直接触れたりする医療行為はできません。
職場は、歯科医院の中で勤めるか、技工所という工場のような所になります。
大きな技工所は、全国に営業所を持っていて全従業員数何百人なんて所も
ありますし、逆に小さな所は、技工士が個人でやっている技工所もあります。
ちなみに、私は従業員が10人ほどいる技工所に勤めています。
資格のある仕事なので、独立開業できるいうのは魅力ですが、直接一般の人に
物を売ったりするわけではなくて、歯科医院の下請けのような仕事ですから
仕事をもらえる所をきちんと確保できないと、開業は難しそうです。

少しはどんな職業かわかってもらえたら幸いです。
次回から少しずつ仕事内容なども書いてみます。

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