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たけち
Piacere tutti! はじめまして、皆さん! これからめくるめくイタリア...

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バンビーノ考察その11。。

2007年06月29日 2:44

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さてさて今回でついにに最終回です。
今日の内容は主人公が働くレストランのシェフが
突然、お店からいなくなり
色々もめますがみんなで一致団結して
お店を継続させようとします。
主人公は始めはこのお店で頑張るつもりでしたが
イタリアに行きたい衝動に駆られ煩悶します。
そして一大決心をしイタリアに渡航し働く事を決意します。
イタリアのローマのレストランで働ける事になり
本国に渡った所で話しは終わりました。


この業界で働いていると
イタリアに行き働きたくなるのは結構あることです。
僕も最初に就職したお店のシェフ、先輩達に
イタリアで働いた時の経験などを聞いてるうちに
自然に「行こう」と決意しました。
流石に「バンビーノ」の主人公の様に
働き始めてすぐにとはいきませんでしたが
貯金をコツコツして27歳の時渡航しました。
イタリアに行ってビックリしたのですが
ものすごい数の日本人が
イタリアのレストランでは働いています。
「ええ!?こんな田舎のレストランに?!」
「こ、こんな山の中まで・・・」
とか、とにかく至る所で日本人が働いています。
聞いた話しでは厨房の中、
全員日本人のお店まであるらしいです。
流石にこれはイタリアにいってる意味あるのか?
と思っちゃいますが、それだけたくさんいるんです。
年間数百人の調理師がイタリアに
行ってると聞いたこともあります。
今から2、30年前はイタリアで働く日本人は少なく
ものすごく苦労したと聞きました。
それからイタリア料理が日本で普及するにつれ
徐々に働きに行く人が増え、
そしてそういった人たちがイタリアのレストランにおける
日本人の信用を築き上げたおかげで、
現在ではそれほど働くのが難しくなくなりました。
昔は本当に「修業」の意味合いが強かったのですが
今は普通に「働き」に行く感覚になったように思います。
そして「イタリア帰り」と言っても
さほど「ハク」がつかなくなりました。
今の日本のイタリア料理店には
僕を含め「イタリア帰り」は山の様にいます。
バブルの時はもうそれだけでシェフになれたみたいですが
今が大暴落して別に「普通」の事です。
もちろんイタリアで働いた経験のない
有名なシェフもいます。
日本国内でも高いレベルで技術、知識を習得できます。
では、何故辛い思いをし、大切な物を残し、
犠牲にしてまでイタリアに行く人が絶えないのか?
それはやっぱり「好き」だからだと思います。
好きでこの飲食の世界に飛び込み、
そして「イタリア」に出会い、
そして恋しちゃうんですよ、多分。
好きな子の事ならもっと知りたくなるのは当たり前ですよね。
恋は盲目です。
もうね、
「いこうかな?」
じゃなくて
「行かなければ!!!」
になっちゃうわけです。
で、行ったら行ったでまた惚れ直し、
愛に変わるわけですよ。
それほど魅力があるのです、イタリアという国には。
情熱の国ですからねぇ。
それと日本人が勉強熱心と言うのもあります。
例えばアメリカ。
イタリア料理も寿司もある国です。
アメリカ人は色んな文化を取り入れますが
それを自分達に合わせ変容させます。
カリフォルニアロールなんかがいい例だと思います。
それはそれで美味しいと思いますが、
日本のちゃんとしたお寿司やさんでは見かけません。
アメリカ人が日本の寿司屋に修業に来ていると言う
話しも聞いたことがありません。
イタリアで働いていた時もアメリカ人といっしょに働く事は
ありませんでした。
「世界の警察」と言ってしまうような国なので
やはり自国が一番だと強く思っているのでしょう。
それが愛国心と言うものかもしれませんが、
日本とはそこが違うと思います。
言葉は変かもしれませんが
「アメリカよりアメリカナイズ」
されている国が日本という国ではないでしょうか?
文化を取り入れるのに際し本質を知ろうとする日本人。
そう言ったことからイタリアに行く人が絶えないのだと思います。
イタリアには20州あります。
日本が21州目と言われるくらい
イタリア料理のレベルが高いです。
今まで先人たちが努力し築いてきた結果でしょうし、
これからももっと高いところを目指し
僕等イタリア料理に携わる人間みんなで、
がんばっていきたいものです。


さて今回でこのシリーズ「バンビーノ考察」も
終了です。
この番組を見てイタリア料理に興味を持った人が
増えたかもしれません。
イタリアンで働きたいと思った人もいるかもしれません。
そう言う人たちには是非原作のマンガの方も
読んでもらいたいです。
ドラマより濃い内容ですので
たけちお薦めです。



イタリア悲喜こもごも。。

2007年06月25日 1:45

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このブログを書き始めるようになってから
プロブロ内の他業種で働く人たちの
ブログをよく読んでいます。
ちょっと前ですが同じプロブロ内のブロガーの
ムツ五郎さんの「今日も映画にてんてこまい」
の記事を読んでいたら
イタリアのちょっと困った事情を紹介していました。
思わず、「うんうん」と頷き、「そうそう」と笑っちゃいました。
僕はイタリア料理店で働くようになり
本国にも行って働きました。
イタリアは本当に良い国です。
イタリア料理は美味しく、
世界遺産もたくさんあり、
サッカーも盛り上がっているし、
イタリア人達は陽気で、やさしいです。
もう良い所をあげたら上げたらきりがありません。
が!
ダメダメな所もたくさんあります。
特に国民性。
日本人の国民性を「きっちり」とするならば
イタリア人の国民性は「いいかげん」です。
もちろんきちっとしてる人もたくさんいますが
基本「ユルユル」です。
以前にも書いたのですが
フランス国旗の3色が
「自由、平等、博愛」
を表しているのに対して
イタリア国旗の3色は
「自由、平等、てきとう」
だと先輩に言われた事があります。
マヂ、言い得て妙です。
例えば電車は遅れるのが普通です。
日本の様にダイヤどうりにきっちり来る事は少ないです。
イタリア人もそれに慣れているので
別にそれほど気にしません。
友達がイタリアの車を新車で買った時も
「フツウ」に故障していました。
あちらのレストランで働いている時こんな人もいました。
おもむろにボールに砂糖を入れ始めるシェフ。

ザァーーーーーーーー・・「チェント(100の意)」
ザァーーーーーーーー・・「ドゥエチェント(200の意)」
ザァーーーーッ!「チンクワンタチンクエ!(55の意)」
 
 
 
 
 
 

「ウッソォーーーんッ!!」

もうビックラこきましたよ。
マヂ目がテンですわ・・・
レストランのドルチェ(デザート)作りで
それはイカンだろ!!!
しかも55って・・・
どんだけてきとうな計量だよ・・・
もちろんこんな人ばかりじゃないですが
おっそろしー事を平気でする人もたくさんいます。
あとイタリア人はショーペロ(ストライキ)が大好きです。
ことあるごとに各方面でストライキをします。
電車はそれで動かなくなるし
飛行場では管制塔関係だけがストライキして
飛行機が飛ばなくなる事も・・・
ある時はアナウンサー組合みたいなものがストライキしまして、
実況解説のまったくないサッカー中継を見たことがあります。
音声がまったくなくちゃイカンだろうと、
ピッチレベルの音声を拾って流していました。
ボールを蹴る音、主審のホイッスル、
選手の怒号、「削られる」音がビッシビシ伝わります。

「あ”あ”ぁぁぁああーーー!」

なんて悲鳴も普通に聞こえ、
そのあと
「これ放送してもいい単語?」
っちゅう罵声語がこだまします・・・
ナ、ナニ、この放送?!
ありえねぇーーことが普通に起こるイタリア。
こんな「ありえねぇ」経験もしました。
イタリアで働く前にシエナと言う所に滞在し
語学を少し勉強しようと学校に行ったのですが、
その時、「初体験」なことがありました。
スケートです。
僕は雪国育ちなのですがスケートをした事がなく、
広場に設置されたスケート場で初滑りをする事に。
始めは生まれたての子馬状態でしたが
子供の頃から「滑る事」にはなれていたので
徐々にスケートもできるようになりました。
一日目で、氷に慣れ、
二日目で、あの「足を交差させて曲がる」技術を体得しました。
もう、一週間もやったら
ダブルアクセル
くらいできんぢゃねぇの?!
と、調子に乗っていたら、
三日目に不幸に襲われました。
カーブ中バランスを崩し大転倒・・・
なぜか手を出さず氷にヘッドバット・・・
で、右眉が真っ二つ。
縦にぱっくり割れまして大出血。
リンク血染めにしてやりました・・・
調子に乗って大出血って、
この前「調理師の素。。」
で書いた、
子供の頃の自転車事故と変わってねぇーんですけど・・・
以前「愚者の条件。。」
でも書きましたが
本当に進歩がなく同じことを繰り返すダメな男です・・・
まーそれでですね、
またココで初体験を一つする事に。
ハイ、


救急車乗りました!

すごくネ、救急車デビュー(?)がイタリアって?!
イヤイヤ、スゴイ事なってるの俺の顔だっつーの・・・
何しにイタリアきてんだよ、まったく・・・
で、救急病棟に担ぎ込まれ、
縫う事に相成りました。
処置してくれる医者と看護士が2人。
その処置室ではラジオからガンガン音楽が流れてます。
だ、大丈夫か・・・?と思いつつも
処置開始。
麻酔して消毒して縫合。
ですが、メッチャ、先生、看護士と話してます。
100パー僕の患部の事じゃありません。
まだ言葉がよく解からない頃だったのですが
間違いなく世間話です!

「もしもし、もうちっと集中してくれんかね?」

と言いたいところですが、そんな語学力もなく
時々、
「ヴァ ベーネ?」(大丈夫、OKの意)
と先生に聞かれ
「ば べーね!ば べーね!!」
と答えるだけ。
そのうち、その医者が

「ダァアァーーーッシャッシャッシャ!!!
フィリオ ディ プッターナ!!」

と大爆笑してきました・・・
「フィリオ ディ プッターナ」は直訳すると
「豚娼婦」です。
良くイタリア人が使うフレーズで
英語の「サノバビッチ(サン オブ ア ビッチ)」と
同じ意味です。
ココでは多分
「なんてこったい?!」
みたいな意味で使っていた模様・・・
っつうかさ、
 
 
 
 
 
 
 

コッチが
「ふぃりお でぃ ぷったーな!!!」
なんですけど!!!

マヂ、ちゃんと縫えよ!!!
しかもしかもメッチャ糸がプルップル震えて
「笑い」が伝わってくるんですけど!!! 
 
 
 
 
 
 
 
 

糸電話かっつーの!?

ナ、ナニ、その伝達?!

っつうか、マジいらねぇーから!!!!


もうイライラするわーホントに。
でも怒りを通り越すと人間って呆れるね!
で、呆れるのを通り越すと笑える!!!
その陽気さに思わず


「ププッ!」

と、ふき出しちゃったから!
そしたらその医者突然真面目な顔になって


「ヴァ・・ヴァ ベーネ・・・・?」

って聞いてきた・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

うっさいわ、ボケェッ!!!!

アホなコントのような事を繰り広げ
処置終了。
8針ほど縫われたのですが
もう
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 

縫い目ガッタガタですよ・・・

ホントてきとうでした・・・


このように「てっきとう」な事もありましたが
郷に入れば郷に従えの言葉どうり、
慣れるように努力しました。
そのうち
「いいかげん」

「良い」「加減」
に感じられるようになりものすごく良い経験になりました、
イタリア修業は。
日本に帰ってきてもう大分経ちますが
あの「デタラメ」さが懐かしく感じられます。
嬉しい事、楽しい事、辛い事、ためになった事、
色んな事を経験したあのイタリア滞在期は
忘れえない大事な思い出です。
また彼の地を訪れたいと強烈に思う今日この頃なのです。



バンビーノ考察その10。。

2007年06月23日 2:27

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さて今回は主人公が念願の厨房で働くように
なったところから始まります。
やりたい事を徐々にできるようになり
仕事も任せられるようになりました。
厨房での仕事に没頭する毎日。
そんな折、高校時代の先輩に偶然再会し
飲みに行く事に。
そしてその先輩にこう言われます。

「そんなんでいいの?つまんなくねぇの?
仕事は大事だけど、
食っていかなきゃいけないんだから、
でも仕事は仕事だろ。
人生の全部じゃないだろ、
今のこの歳だから楽しめる事ってあるんじゃねぇの?」

朝から晩まで働いて休みの日も寝てるだけ。
ふと今の現状を良く考えてみたら
プライベートも何もなく
仕事にだけ生きがいを見出していた事に気づき
悩んでしまいます。
そしてやりがいを感じていた仕事に集中できなくなりました。


しっかりとした企業が経営するレストラン、
ホテルなどでは就労体系もまだ少しは良い見たいですが
普通の飲食店で働く従業員は束縛時間、労働時間が長く、
休みも少ないのが現状です。
週40時間勤務なんて夢のまた夢です。
週休二日も残業手当もありません。
好きな事をやっているのだから多少の我慢は
当たり前なのですが、
時々「沈む」事もあります。
僕も就職して3年目くらいに相当落ち込んだ事があります。
休みの日は夕日が沈んでから活動し、
友達もほとんどいなく、
仕事漬けの毎日。
肉体的にも精神的にもまいっていました。
ある時、サッカーチームのメンバー募集を見つけて
疲れた体に鞭打って、参加しました。
そこで友達ができ、今までの生活が嘘の様に遊びました。
イカレた連中が多く、
そんな人らと付き合っていたら
朱に交わって真っ赤になり
僕もかなりバカな事をしました。
プライベートが楽しくなると仕事にも
また身が入るようになりました。

仕事は大切です。
学生時代は親の庇護の下、生活は保障されます。
今振り返れば一番「自由な時」でした。
しかし社会に出たらお金を稼がなければ生きていけません。
好きな事を仕事にする人、
お金のために割り切って働く人、
やりたくもない仕事をする人、
社会には様々な人がいます。
多かれ少なかれ人生の中心は仕事になります。
プライベートなどなくても仕事さえあれば
問題ないという「鉄の人」もごく稀に存在しますが
やはり精神衛生上、時には仕事を忘れ楽しむ事が
人生をより充実させる秘けつだと思います。
もちろん仕事に支障をきたすようではいけませんが
人間「息抜き」は必要だと思います。

最近の僕の息抜き相手は
友達じゃなく娘です。
時々ウザイ事もありますが、
まー概ね楽しいです。
娘もあまり叱らないパパがマァマァ好きな模様。
もちろん時には怒りますけど
そんな時必ず娘に言われる事があります。

「やさしいパパのほうがイイー!」

と、大泣きです・・・
卑怯なセリフだ・・・
そう言われちゃうとあまり強くでれなくなるダメなオヤジ・・・
まーそのうち、やさしくしてても嫌われるようになるのでしょうが・・
さて、そうなったら息抜きはどうしよう・・・?
今のうち娘の「パパラブ」ぶりをビデオに撮りだめし
コソコソメソメソ見ようかしら???
せつねぇ息抜きだなぁ・・・・



調理師の素。。

2007年06月20日 2:31

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「おかーさぁーん!!」

突然ですが、別に「猫ひろし」じゃありません。
皆さん、子供の頃、女性の先生を
間違って「お母さん」と呼んじゃった

「かわいそう」

な子、いませんでしたか?





ハイ、ボク、1度、呼んだことあります・・・

ううう、ホント「可哀想」な子供でした、僕・・・
どのくらいかと言うと、例えば・・・

自転車を乗れるようになりウッキウキな少年Tは
学校に行く前に軽くサイクリングに出かけました。
ある晴れたすがすがしい朝です。
空は青く澄み渡り、
頬に当たる風はとても心地よく、
自転車のペダルをこぐ足にも力が入ります。
「ベタ踏み、フルスロットル」(?)で、
ソニックウェーブ噴出させ、
空気を切り裂いていました。
が、
事故発生・・・
基本的に直線はさほど技術がいりませんが
カーブでは乗れるようになったばかりの
アホな子の技術のなさが如実に表れ、
メッチャオーバーラン・・・
曲がりきれず用水路に落っこちる。
しかも田舎の用水路メッチャ深ぇ・・・
農業用のソレは幅、深さ共に1,5mはあり
子供ならマヂ見えなくなります。
疾走中失踪です・・・
しかも不幸にも水が少なく、頭から突っ込んだ
少年は顔面強打。
意識は朦朧としパニック気味。
で、とりあえず助けを呼ばなければと

「たぁーすけてぇくれぇええぇえぇーー!!!」

すがすがしい朝にひびく絶叫。
「セカチュウ」の名台詞
「助けてください」
なんてしょせん演技。
少年のソウルシャウト(?)の方がはるかに
悲壮感漂います。
しかし、なんだよ「くれぇー」って・・・
なんかエラソーだな・・・
で、近所のおばさんに救出され、
フラフラになって家に帰る。
で、どうも額割れてた模様。
用水路の水をかぶって濡れた顔だと
もう血が綺麗(?)にドックドク流れます。
まさに血だるまです、
すがすがしい青い空の下で・・・
で、母親が家から出てきて
「真っ赤」な息子を見て卒倒・・・
すがすがしい朝なのに・・・

ねっ「かわいそう」でしょ?
幼少期は基本ダメな子でした。
まーダメなのにはそれなりの要因っちゅうものが存在します。
まず次男。
ハイコレは以前「次男坊の理」
で書きました。
あと3月生まれ。
同年代の子供に比べ明らかにハンデ背負うことになる
3月生まれ。
しかも僕の誕生日はギッリギリ気味だったので
まー他の子より知能が低かったのでしょう。
高々10年も生きていない子供に
最高11ヶ月位の差が生じます。
これデカイよね。
幼少期の一ヶ月は大人の一年にも相当する
時間だと思います。
イヤ!思いたい!!!
だって、こんな話もあるんですよ。
ある親子が「お受験」をする事になり、
塾に行ったりして勉強する事になりました。
でも、そこの子供は3月生まれ。
で、先生に
「お受験するのに何で3月に生んだんですか?!」
と言われたらしい・・・
やっぱダメなわけですよ、3月生まれは・・・
で、同学年の子に比べ
「できない事」「解からない事」
が多くなりソレが定着し、コンプレックスになり
悪循環に陥ると思うのです。
イヤ!思いたい!!!
っていうか、思わせてくれ・・・
もちろんそんな事ない「3月生まれの次男」もいるでしょうが
僕は絵に描いたようにダメまっしぐらでした。
九九もなかなか覚えられず
父親にハリセンでバシバシ叩かれた苦い思い出もあります。
とにかくカワイソーな幼少期で、
誉められた記憶より怒られた記憶のほうが多いです。
でも何とか誉められようと
お手伝いとかしました。
母親が仕事に介護に大変な時期だったこともあり
茶碗を洗ったり、お米をといだり、
色々するようになりました。
純粋なやさしさなのか、ただ単に誉められたかったのか、
興味があったのか、もうよく覚えていませんが
ある時、味噌汁を作りました。
塩漬けワカメを切って味噌を入れただけだったと
思いますが、生まれて初めて自分の自由意志で作った
「料理」が「味噌汁」だったと思います。
そして母親のあの嬉しそうな顔は忘れられません。
人をこれほど喜ばせられるとは
ダメな子にはさぞや衝撃だったのでしょう。
多分コレが始まりです。
僕の「調理師の素(もと)」がココだと思います。
もちろん、美味しい物を食べるのも好きですし
料理も大好きです。
その他色んな要因が重なり
今の道に進む事になったのでしょうが
僕の根底には常に
「人を喜ばす事」
があるのだと思います。
今までもそしてこれからもそのきっかけの
「素」
を忘れず、夢に向かいたいものです。



バンビーノ考察その9。。

2007年06月16日 2:59

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さてさて早いものでこのシリーズももう9回目です。
だいぶお世話になっています。
あと2回で最終回になるのですが、
来月からまたネタ不足の日々になりそうだ・・・

さて今回は主人公が働くレストランで
夏向けの新作メニューのコンペが開かれる事になります。
前回ドルチェ場を手伝うため一時厨房に戻ったのですが
またホールの仕事に復帰しました。
ホールの人間でもコンペに出れることになり
主人公も張り切って新作メニューを考案しようと
毎日毎夜試作を作り始めました。
そして寝不足から集中力を欠き
仕事で失敗をしてしまいます。
今、任せられている仕事を疎かにしてしまうほど
料理に没頭した事に思い悩み、
そして今回のコンペを辞退することを決断しました。


夏のメニューの考案・・・
マヂ真っ最中のたけちです。
ない頭ひねっていろいろ考えているのですが
なかなか決まりません。
バンビーノでやってたヤツ、パクっちゃおうかしら?(笑)
まーそう簡単にいかないのがメニュー作りというもの。
美味しさはもちろん、原価の事、季節感、お店の方針などなど
とにかく色んな事を考えなければいけません。
僕が働くようなイタリア料理のレストランでは
特に「うるさく」なります。
シェフの考え、進むべき料理の方向性、
真新しい食材の組み合わせ、郷土性、流行、
オリジナリティー(独創性)、斬新さ、
お店の個性などから盛り付け、
お皿の選択まで多岐にわたります。
メニューを開き、ざっと斜め読みして
このお店は何を表現したいのかわかるように
料理を創らなければいけません。
その他に客層、お客様のニーズ、
そのお皿(料理)を作る工程にかかる手間、時間なども
考えなければいけません。
僕はプリモピアット(パスタ料理など)を
大体任せられているのですが、
メニューを考案するさい、全体のバランスをよく考えます。
肉系、魚介系、野菜系を満遍なく入れ
味、香り、食材など重ならないようにします。
例えばトマトソースにたより過ぎないようにしたり、
パスタの形状もダブらないようにします。
そして徐々に一つ一つの料理を創り上げていきます。
もうホントにめんどくせぇー・・・
もっと簡単に考える料理人もいますが
僕はとことん考え込んじゃうんです。
仕事以外はずぼらな人間なのですが
料理に関しては簡単に妥協できないように
なってしまいました。
で、今ちょいと行き詰まってます。
で、大体困ると僕は古典料理などの本を良く開きます。
ウチのレストランでは郷土料理や古典料理を
そのまま出すという事はなく、
それにパーソナリティーやオリジナリティーを
加えた料理をお客様に提供しています。
イタリア料理のしっかりとしたベースがないと
ただの創作料理になってしまうので、
常にイタリア料理の基本、古典や郷土性を
念頭に料理を考えていくのです。
で、古典教本などに行き着くわけです。
温故知新です。
「古きを訪ねて、新しきを知る」を地で行っております。
ホント昔の人たちは偉大だといつも思います。
さてさて、もっとタイムスリップして
何か良いヒントでも探し出そうと思います。
しかし悠長にしてる暇もあまりないのですよね・・・
もう夏は目の前。
っつうか、もうメチャメチャ暑いんですけど・・・
ああー困ったもんだ。。



ビリー教入信。。

2007年06月14日 2:52

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さて、前回に引き続き「ビリー」で行ってみっかー!
まだビリー未経験でトレーニングより
「娯楽」を目的にされる方は
今回の内容はネタバレになるのでご注意を。

さてさて何から書き始めればいいものか・・・?

まずですね基本、


「軍」

ですコレ。
結構、迷彩ガラの服目立つし
みんな目が怖い・・・

一応ね、トレーニングの仕方や注意事項なども
ビリーが教えてくれます。
で、途中途中に「ビリー語録」とでも言いますか
叱咤激励から意味不明なことまで色々連発します。


「飛行機、ブンブン!!!!」
なにコノ訳し方?

「コンバットだ!!!!」
え!?何が?

「右を向いてっオイヤァーーーーーー!!!」
何、そのテンション?!

えーーとですね、コレらは特殊系(?)の一例です。
あと、励まし系はコチラ。

「負けるな!」
「あきらめるな!」
「最後までガンバレ!」

などなど、バッチシカメラ目線で
ビッシビシ指差して
「コッチ」に向かって言ってきます。
で、エンジンかかってくるとこんなのも。

「この訓練で君は戦う体を手に入れる!」
「戦い生きるために鍛えよう!!」
「戦いの場所を想像するんだ!油断大敵だ!!」
どんだけ「バトル」好きだよ・・・
っつうか何と戦うんだよ・・・?

そんでよく使うフレーズは

「チェンジ ザ マインド!」
「引き締め!」
「脂肪燃焼!」

です。
辛く厳しいトレーニング中こんな事も言ってきます。

「汗は?かいてみせろーーー!!!」
「もっと根性を見せてくれ!」
「気合だ!!」

アニマルかっつーの!?
もう、精神論ビシビシです。

「ブートキャンプは魂でやるものだ!」

みたいな事も言います。
ハイ、筋肉のみならず、魂も鍛えていただけます。
マヂ、魂のルフラン(?)です・・・・

時にはこんなやり取りも。


ビリー「コレは何のトレーニングだ?」

ビリー軍「筋トレー!」

ビリー「え!?何だって?」

ビリー軍「筋トレーーーーーー!!!!!」

ビリー「違う!!!
 
 
 
 
 
 
    

ブートキャンプだ!!!!!!!」


ナ、ナニ、この不毛なやり取り?!

まー万事この調子でトレーニングは進んでいきます。
 
そのうち、「もう勘弁してくれー」って思ってると

「もう1セット!!!!」

と追加されます。
で、
「あごを引いて」
とか
「背中を丸めて」
とか
「そうじゃない!」
とか
「キミならできる」
とか
応援、指導、叱責、などなどマシンガントークは止まりません。

「ビ、ビ、ビリーさん・・・・
(ここら辺から「さん」付けです)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

もう3セット目くらいなんですけど・・・(半泣)

お願いしますよ、嘘はやめてください・・・
マヂつれぇし限界なんだから・・・
特に腹筋系のトレーニングはお腹の筋肉
プルっプル笑っちゃいます。
まーこれだけやるから効果てき面なんでしょうけど
時々、
「よし今度は右側だ」
と左右対称のトレーニングをするんですが

「ビ、ビリーさん・・・
さっきやった左側とセット数違うんですけど・・・」

トレーニングでコレはイカンだろ!(笑)

兎にも角にもドSビリーさんにしごかれます。
何とかボロボロになりながらもトレーニングをしてると
ビリーさんは


「イエス!グッジョブ!」

と、誉めてくれます。
飴と鞭で彼は僕らを導きます。
そして最後にチョイと怪しい太極拳風(?)ストレッチをして
トレーニングは終了です。
ここでのビリーさんの腕の動きはマジ必見です。

で、
「みんな集合!」
と言って全員で手を繋ぎます。
今まであんなに厳しかったビリーさんの表情が
慈愛に満ちたやっさしー顔になります。
そして

「この場所に心が導いてくれた、
明日の場所へ心が導いてくれる」

「オレ達は仲間だ」

「みんなに愛を送るよ」

「神の祝福がありますように」

みたいなありがたーいお言葉がいただけます。

「ビ、ビリーさん・・・

イ、イヤ、隊長ぉおぉぉー!!」


はい、マインドコントロールバッチリ決められました。
で、次の日もしごかれるのですよ、
僕ら迷える子羊達は!(笑)

ああーあと最後の最後に


「ワン、ツー、スリー

ビクトリーー!!!」

で、みんなで万歳。

で、ブラウン管の中では
みんな良い表情でハイタッチにハグしまくっちゃいます。

「どうすんのオレ?!」

一人ポツンと汗だくのオッサンが取った行動は 
 
 
 
 
 

一人ハイタッチ。

足を開き、頭の上で腕を伸ばし
右手と左手をパチンと合わせました。
なんか


みたいな形になって


「YEAH!」


って言いました。
何やってんだか、ド深夜に・・・

こんなんを1週間続けた結果はと言うと

内臓脂肪レベルが一つ下がり
体脂肪も2パーセント落ち
体重もついに大台の65キロを切りました!!!!
今年の一月、体重は70、8キロ。
ビリー始める前までに約5キロ痩せてて、
今回、1キロチョイ痩せ6キロのダイエットに成功しました。
おおーーーー、すごくネ?
フフフ、これからはシェリーの腹筋目指すぜ!
と言いたいところですが問題が一つ。
筋肉、脂肪、体重などに効果が出たのはいいのですが
痛めていた肩、腰、膝などなど
関節壊れ気味です・・・・
ジジーにはチト辛い1週間でした。
少し休んで関節が良くなったらまた始めたいと思います。

総括。。
やりきることができればマヂ効果があります。
催眠術にかかりやすい人、
感化されやすい人、
そして「どM」な人に向いていると思います。
さー皆さん、ビリー教に入信しますか???



ビリー軍入隊。。

2007年06月12日 2:53

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わたくし事ではありますが
僕は兵士になりました。
っつうのも今話題のフィットネスDVD、

「ビリーズブートキャンプ」

を入手しまして、1週間ほど入隊したのであります。
皆さんご存知?
知らない人のために説明を。
 
ビリー・ブロンクス(黒人)(マッチョ)(51)(ツルッパ)が
ブートキャンプをヒントに
独自のエクササイズを開発しこれが全世界で
流行っている模様。
ブートキャンプは入隊したばかりの
兵士を短期間で集中的に体を
絞り込む為のトレーニング方法です。
ハリウッドから火がついたとの売れこみで
CMにはあの(?)ルー・ダイアモンド・フィリップスが登場。
なんか結構「微妙・・」な感じもしますが、
最近よくテレビショッピングなどで紹介され
そのデタラメ気味のテンションやハンパねー効果から
日本でも結構流行ってます。
でね、ウチの店にもその余波が。
ウチの後輩が借りてきたんですが、それでみんなで
やることに相成りました。
もうね、厨房内で「ビリー語録」連発ですよ。
一応ね、CMのうたい文句では
「初心者でも簡単!」
とか言ってるんですが
ハイ、嘘です。
やり始めたら、マヂ
ハンパねーーーーーーーーーーーーーからっ!!!
メッチャ、ハードなんですけど!!!!
そりゃ、痩せるわ、こんな体動かしたら!
っつうかね、ダイエットを目標にしてる人は
基本的にそんなに体動かしてない人ですよね?
ボクもね今年の頭からダイエットするため
運動をしたり筋トレしているのですが
それでもつれぇーから・・・
ましてチョイとポッチャリしてる人がやったら
マジ故障請け合いなハードぶりです。
メチャメチャ厳しいんですよ、このビリーが。
そいでね、その後ろには男女混合約10名くらいの
「ビリー軍」がそろっています。
もうね、みんなキレキレですわ・・・
特にビリーのすぐ後ろにいるシェリーと言う女の人が
これまたハンパねぇ・・・
鬼気迫る表情、キレのあるパンチにキック、
で割れた腹筋・・・・
っつうか、ほとんどの人の腹筋割れてます・・・
そんな人達でも
「あ”ぁあ”ぁぁぁーーーー!!!」
とか苦しそうに叫んでるし・・・
基本的に8回1セットでトレーニングしていきます。
で、みんなでカウント。
そしてビリーが
「グッドジョブ!!!」
叫んで、みんなで
「イャーーー!」
やら
「フゥオーーーーッ!!!」
と応え、延延とトレーニングこなしていきます。
いやいや、なんつうか、アメリカチックと言いますか
とにかく笑い何処満載なんです。
が!
きついので笑ってる暇ありません・・・
で、ディスク4枚で1週間、しごかれます。
しかもいつもの事ですが僕がやるのはド深夜。
激しい動き、パンチキック、ステップなどなど
とにかくドタバタです。
はじめのうちは打撃とステップが合わせられず
可笑しな盆踊りみたくなってました・・・
しかもしかもウチはアパート。
下の階からいつ苦情がきてもおかしくないです・・・
とりあえず今の所は難を逃れていますが、
下の住人と出くわしたら
舌打ちされるかも・・・
アパート住まいには向いてないトレーニングであります。
トレーニング内容(感動巨編?)は次回。
つづく。。



バンビーノ考察その8。。

2007年06月09日 2:22

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今回は主人公がホールの仕事から
ドルチェの仕事に変更させられる所から始まります。
普通の料理と勝手が違う事に戸惑い、
そしてパティシエとの確執もあり
毎度の如く苦労が絶えない感じでした。

ドルチェとはイタリア語でデザートやお菓子などの意味です。
その他、「甘い」という意味もあります。
イタリア料理は地方料理の集合体と良く言われますが
ドルチェも各地方で色々なものがあります。
フランスのデザートなどに比べると素朴なものが多いです。
日本で有名なドルチェと言うと
ティラミスやパンナコッタがあります。
僕が働くようなコース料理を主体にした
レストランでは食後にデザートを食べるのが普通です。
大きいレストランで従業員がたくさんいる所や
ホテルのレストランなどでは専属のパティシエがいますが
小さいレストランでは僕たち調理師が
ドルチェを作ります。
イタリア本国のドルチェと比べると日本のほうが
甘さ控えめです。
あちらでは驚くほど甘いドルチェがたくさんあります。
それでも健康志向な人も増え始め砂糖の量も
減っているみたいです。
ドルチェを作る上で大切な事は厳密な計量、
厳格なレシピ、温度、時間など
とにかく「きちっと」しなければいけません。
料理でももちろん計量をしますが
「勘」でしなければいけないことも多いです。
忙しい営業中にいちいち計量スプーンを使う事は
ほとんどありません。
それに反してドルチェはどんな時でも勘に頼らず
「機械」の様に作ります。
調理師なりたての頃、メイン料理やパスタ料理より
前菜やドルチェを作ることから教えられる事が多いです。
ここできちっとする事を体に覚えさせる事により
そのあと料理(メインやパスタ)を作るに当たって、
ぶれずに良い物を作りつづけられる土台に
なるのだと思います。
ドルチェの世界は決して「甘く」はないですが
しっかり勉強し身に付けることが良い料理人に
なるための近道でもあると思います。


今回のバンビーノの作中で主人公がティラミスを作りました。
皆さんご存知のこのティラミス。
1990年ごろに日本に伝わり
大ブームを起こしたこのお菓子ですが
皆さんこの名前の由来は知ってますか?
知らない人のために説明を。
ティラミスはTIRAMISUと書きます
TIRA(てぃら)は「引っ張る」の意。
MI(み)は「わたしを」の意。
で、SU(スゥ)は「上へ」の意です。
その美味しさが「私を引き上げる」事から
この名前がつきました。
僕も大好きなドルチェなんですが
まだ僕が調理師になりたてホヤホヤの頃、
ティラミスが上手に出来ず先輩にこんな事を言われました。
 
 
「ブッタミジューだなコレ」

と。
ブッタ(Butta)は「投げる、捨てる」などの意・・・
ミは「わたしを」の意・・・・
ジュー(Giu)は「下に」の意・・・・・・ 
マヂ言い得て妙だ・・・・・(汗)
っつう事で僕も新人が下手なティラミスを作ると
この単語を使ってます!(笑)
さてさて全国のイタリア料理店で
いくつのブッタミジューが生み出されているのでしょうか??
メチャメチャ引き上げまくり、
天に召されるくらい(逝っちゃうくらい?!)の
スーパーティラミスを作れるよう
若い調理師達よ、
頑張って腕を上げるのじゃぁーー!!



イタリア料理<相撲。。

2007年06月06日 3:07

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去年もそうだったのですが、
ウチのお店に今、都内の某調理師専門学校から
研修生がやってきています。
毎年この季節になると受け入れているのですが、
今年もついに始まりました研修制度。
基本的に厨房の後輩の下に付いて
仕込みなどの仕事や洗い物をしてもらうのですが
後輩にとっては1年のうちで
もっとも手アレがなくなる期間です。
「ラックラク期間始まったねぇ」
とからかうと
「イヤイヤ、そんな楽じゃないですよ・・」
とぼやいていました。
まぁ人に教える事で再確認になり
学ぶ事もたくさんあるので
後輩にとってもいい経験になると思います。
で、先日早速まかない用の食材の切り出しを
やらせていました。
去年来た研修生は2ストローク目で
手を切っちゃいまして
おもわず

「早ぁっ!!!」

と言ったのを思い出しました。

今年の子は10分くらいもちました・・・
「すみませんすみません!!!」
と謝っているのですが
イヤイヤ、そのくらい気にしませんよ。
緊張もしているでしょうし。
以前にも書きましたが
包丁の技術は手を何度も切って、
痛みを知り、失敗を繰り返し
徐々に上達していくものなので
若いうちは手を切る事も良い経験です。
切りすぎは良くないでしょうが・・・
まーちょっと中断しましたがウチの後輩も
ちゃんと指導してました。
僕はとりあえず遠巻きに見ていただけですが
スキンシップでもとろうかと
モノマネを披露しました。
僕の中で今かなりはやってる
プリズンブレイク(アメリカの脱獄ドラマ)の
ティーバックのモノマネです!

ハイ、全然乗ってきませんでした・・・

まぁーちょいとマニアックすぎたのかと
スポーツの話を後輩とする事に。
コレなら食いついてくるかなと
角界(相撲)ネタをしました。
まー案の定、食いついてきません・・・
じゃあ、またまたモノマネならどうよと
「バナナマン日村の子供の頃の貴乃花のモノマネ」
のモノマネをやるも撃沈。
まだ若いから貴乃花の子供の頃知らないのかと
今度は今、流行り(?)の白鵬の土俵入りの
不知火型を披露。
ハイハイ、これにも反応なし。
っつうか、
 
 
 
 
 
 
 
 

「何しに来てんだよ、
ウチの店に!?」


 
 
  
 
 
 
 
 
 
 

「研修だろうが!!!」

そうね、そうだよね、なんで料理の研修に来て
マニアックな話に食いつかなきゃいけないんだよ!?
っつうかオレもオレで、狭い厨房で
足おっぴろげて腰を低く落とし
両手を「バッサァー!」と広げて、

「雲流型は攻防一体の型で
それに反し不知火は攻めの型なのよ」

と説明すんのはどうなんだ???
しかもしかも相手の研修生は
女の子だし!!!(笑)
解かるかっつーーーの!!
もう、アレですよ、合コンとかで空気読めなく
女性陣にドンビキされるタイプですわ!
いいんですよ別に、どちらかと言ったら

「記録より記憶」(?)

を目指すので僕は。
まーとりあえずバカも程々にしようと
思いました・・・
研修後にイタリア料理より相撲が詳しくなってても
本末転倒なので・・・
もしそんなことになったら学校側から
マヂで苦情きそう・・・
来年から研修制度なくなるといけないので
心を入れ替えてちゃんとしなければ!(笑)

それほど長い期間ではないですが
イタリア料理の美味しさ、楽しさ、奥深さを
少しでも知ってもらい
これから調理師として夢に向かい頑張れるよう
「飲食」の事を教えてあげようと思います。
ウチのお店に研修に来て
少しでも良かったと思ってもらえるよう
僕も努力せねば!
モノマネはほどほどにして・・・



緑の物体X。。

2007年06月04日 2:26

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今日は休みなので夕食を作りました。
奥さんに「何か使えるものある?」と聞くと
キャベツとベーコンがあるとの事。
で、アンチョビペーストも買ってきたと言われたので
またまたまたまたキャベツスパに・・・
奥さんの大好物なのでよく作るのですが
ちょっと「いつも同じじゃなんだなぁ」と
スーパーに行ったらブロッコリーが安かったので
それも入れることにしました。
あとメインにマグロを買ってきたので
セモリナ粉をまぶしてソテーして
キノコとローズマリーとレモンのソースと
野菜の付けあわせを作りました。
ハイコレです。

spaghetti-cavolo-e-broccori.jpg
 

tonno-e-funghi.jpg

いつもそうなんですが
僕が料理を作ると量が多くなり
食べ過ぎになります。
みんな美味しいとたくさん食べてくれるのですが
今日はちょっと残っちゃいました。
次回はもうちょっと量を減らして作ろうと思いました。
 

今日スーパーで買い物をしていたら
魅惑の赤い食べ物が売っておりました。
ハイ、わたくしアンド娘が大好きなスイカです!
まだちょっと高かったのですが
小遣いから奮発して買っちゃいました。
で、娘とおフロに入ったあとに一緒に食べたのですが
2人で恍惚の表情を浮かべながらがっつきました。
以前にも書いたのですが
食べ方というものもどうも遺伝する模様です。
僕も子供の頃そうだったように、
娘もなかなかハンパねぇー感じの食べ方でした。
つうか去年もそうでした。
去年のヤツコレ→「赤と白、そしてセレブと貧乏人。。」
それでも去年はまだほんのり赤い部分が少しあったのですが
今年はコレ・・・

cocomero.jpg

し、進化してる・・・
いや、退化か???
っつうか、なんだよこの緑の物体?!
もうやめなよと言っても皮にかぶりつく彼女・・・
スイカ農家もこんだけ食われりゃ本望でしょう。
親としては不本意気味ですが・・・
もしよそのうちに行ってこんな食べ方したらと思うと
かなりぞっとするたけちなのでした・・・



バンビーノ考察その7。。

2007年06月01日 2:12

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さて今回は、カメリエーレ(給仕人)の先輩に
サービスの仕事は「愛」だと言われ、
主人公が「?」になる所から物語は始まります。
かなり漠然とした「愛」というものに
主人公は悩みます。
そして色々あって料理対決をする事になり
その過程で
お客様(食べ手)のことを考えるながら仕事をする事を
発見しました。
そして「ソレが愛だよ」と言われます。

飲食店の仕事はお客様に来て頂き、
料理を食べてもらいその対価として料金を頂きます。
ある程度高い料金を頂くレストランでは
それにサービスも含まれてきます。
ホールスタッフは厨房とお客様を繋ぐ
大事なパイプラインだと以前書きました。
良い雰囲気を作り、来店されたお客様の要望を
聞き、感じ、調理師に伝え、食事のテンポを調節し
料理を運び、
「尽くす」のがカメリエーレ(ホールスタッフ)の仕事です。
ですが、世の中には色んなレストランがあります。
料理に没頭し、ストイックに自分の世界(味)だけを提供する
シェフもいます。
お客様を待たせても気にせず、要望も受けつけず、
とにかく自分の料理を高いレベルで提供する事が
最上のサービスだと考えているようです。
ある意味エゴイスティックなレストランではありますが
そういったものを望むお客様も存在します。
レストランは
「こうでなければいけない」
というものはないのでしょう。
家で作る料理と違いお金を稼がねばいけない
商業料理は続けられなければ意味がありません。
逆を返せば潰れずお店を続けられていれば
どんな事も許される空間でもあるのです。
お客様に来てもらい続けるために必要な物は
味、サービス、値段、土地柄、時代、流行などの
色々な要因があります。
自分(お店)の事を理解してくれる人を顧客にし
そのお客様といい関係を築き上げるの事が
レストランには必要なのです。
お皿(料理)を真上から覗き込み、
調理した食材を盛り付けるのか
それとも目線を横からに移し
料理(お皿)の向こうにお客様も一緒に見(イメージし)て
作るのかは人それぞれです。
僕はどちらかと言うと後者の料理人ですが
これから調理師を目指す人達には
どういった「料理」を目指すのかと同時に
どういった「もてなし」をするのかも
ちょっと考えてみたら良いかもしれませんネ。



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