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田中屋
1981年生まれ AB型 2004年よりシルバーアクセサリーブランド「田中屋」を...

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ものをつくるということ

2007年02月12日 15:25

いろんな職種で、「作家」という立場は特別だと思います。
会社に組み込まれるのではなく、自分が社会に組み込まれるわけですから(狭義において)。
会社に与えれられた仕事ではなく、自身から仕事を作っていくわけです。
そしてその道は、売れなければ、収入はゼロになるわけですから。

「つくりたいものをつくる」と前回書きましたが、同時に「売れるものをつくる」という制約も付く訳です。
もし作品が売れたのなら、自分が社会に認められた一種の見方でもあります。

アクセサリー作家は、この商品は売れるだろうか、売れるためにはどうしたらいいのだろうか、をデザイン段階で考えます。
例えば、モチーフ。
認知されやすい、わかりやすいもの、もしくは間接的にそれに準ずるもの。
そして付けやすさ。
重過ぎないか、サイズはどのくらいがいいか、指なじみはどうか、コーディネイトの邪魔にならないか、等。
それに加えて、自分の個性を出さなければなりません。
どこにでもあるものは、お客様に安心感を与えますが、同時にどこでも買えるので、自分の作品のインパクトは無くなってしまいます。
かといって奇抜なものは、躊躇されます。

一般に認知されやすいものを踏襲しつつ、他との差別化を図らなければなりません。

理屈を述べるのは簡単ですが、作り手としては永遠のテーマでもあります。

私の場合、まったくないジャンルを開拓しているわけですから、かなり厳しい道です。
そしてまたターゲット層もかなり限られてきます。
それでもやはり、(自分の作品のコンセプトは変えるつもりはありませんが)認知されやすい形に変えて作ること、売れるものを作ることは必要不可欠な要素です。
「作家」という聞こえはいいですが、ものつくりの道は険しいです。

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