decoreco:05 Art "伊藤若冲"
2006年08月06日 15:48
デコです休日出勤ですこんちには。
今日は昼前からだーれもいないフロアで、新しい案件のフリーペーパーの基礎設計、判面(はんづら)や使用する書体のファミリー、ベースになるカラートーンなどを考え、もくもくさくさく手を動かす。
電話や打ち合わせに中断されずにもくもく集中できる贅沢な時間。そんな時間は自分で作らないとなかなかできない貴重な時間。
ところで、昨日は『プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展』(http://www.jakuchu.jp/)で、虎や象を観てきた。
江戸時代の日本画家、伊藤若冲は今号のBRUTUSでも特集がくまれているし、ここ最近人気みたいだから、名前を聞いたり実際に作品を目にしている人も多いと思う。
ところが、僕はある人から「突然パラダイスが頭に降ってきた変なジジイ」と言われて最近知った。
何のことやらと思って、その人からポストカードをもらったのだけど。。

鳥獣花木図屏風(ちょうじゅうかぼくずびょうぶ)
これがそのパラダイス。じーさんになってからの若沖の作品。なんともいえないイマな色使いと象さんや虎さんや奇妙に愛らしいモチーフたち。うーん。たしかにパラダイス。
昨日のプライス展でも、この作品の前は黒山の人だかり。人をおしのけおしのけ最前列へ。
「うーん。これ欲しい」
描かれた升目のひとつひとつの丁寧な描写にに、このじーさん、時間がたくさんあったんだろーなーと思ったら、どうやら京都の大金持ち。でも、家督を弟に譲って絵描き一本と解説に。当時の家督を譲るっていまの感覚とはきっと違うはず。
きっと描きたかったのね。なによりも。やりたいことをやるためには、他の何をさしおいても自分だけの時間を作ることから始まるのかもなー。なーんてヨタを思いながら象さんとご対面。
で、次は『猛虎図』
あらー。かわいらしいトラだこと。と思って、またまた人をおしのけおしのけ最前列にいったら、びっくり仰天。
けけけ毛、毛が、虎の毛なみが一本一本描いてあるははあわあわは。。。
観るほどに若沖の尋常ではない集中力がにじみでてくるような、あたまくらくらあつーい土曜の昼下がりだったなあ。
やりたいと思ったことを思いどおりにやるために必要な貴重な「時間」。そんな貴重な「時間」だからこそ、いろいろなモノ・コトに煩わされないで「集中」したい。そのために必要なものはなんだろなー。
と、もくもくと動かしていた手を止めて、ブログを書いているデコなのでした。ありゃりゃりゃ。
今日も生きざま更新中! 山口デコ


コメント