decoreco:07 Art 『動植綵絵』
2006年08月29日 22:12
デコですこんばんわ。
先日、上野のプライスコレクションの『若沖』に続いて、皇居にある宮内庁三の丸尚蔵館の『動植綵絵(どうしょくさいえ)』(http://www.kunaicho.go.jp/11/d11-05-06.html)を観てきた。『動植綵絵』は全部で30幅。今回の展示はその中から6幅の展示だったのだけど、上野で展示されていた“とら”さんや“ぞう”さんよりも、こっちの“くじゃく”や“にわとり”や“ばら”や“たこ”や“もみじ”や“たい”たちのほうがシビレにシビレタ。
嬉々として買ってきた所蔵目録に載ってるこの30幅をいまあらためて眺めているのだけど、この『動植綵絵』、音楽のフィールドで例えるなら、知的な“サンプリング”と緻密な“ループ”がグー!で、誰にも真似することはできないオンリーワン!な“HIPHOP”や“HOUSE MUSIC”。それも、凡百の無機質でタイクツな打ち込みループサウンドではなくて、僕の好きな“ナマ”な息づかいが感じられるループ。
そうだなあ、HIPHOPでいうならばGANGSTAARの『Mass Appeal』。HOUSEならDerrick Mayの『Strings of Life』(僕のなかではTECHNOではなくてHOUSEなのさ)。どっちもピアノのサンプリングループが「ひょえー、いままで聞いたことねー。んでも、とんでもキモチよかー。永遠に続いてプリィーーーーズ」で、聞いたとたんに“耳”と“カラダ”が逃れられないグッドダンスミュージック。
この若沖の『動植綵絵』も僕の中ではおんなじ。紅葉や薔薇の植物たちと魚や鶏の動物たちの鮮やかな反復の中に、ゆらりと浮かんでくる“ナマ”に“目”は奪われて逃れられずに、ずーっとずーっと見ていたくてたまらない、薔薇たちを前に立ちつくすだけのデコだったのでした。
●伊藤若冲『動植綵絵』
右から“老松孔雀図” “芙蓉双鶏図” “薔薇小禽図” “群魚図・鯛” “紅葉小禽図” “群魚図・蛸”
あー。ひとつでもいーから欲しーなー。
今日も生きざま更新中! 山口デコ


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