80's dream in NY 『ニューヨーク仕事場から』ペーター佐藤
2008年10月07日 15:00
デコです。こんにちは。
昨日、大泉学園のなかなかナイスな古本屋さんのポラン書房でイラストレーター、ペーター佐藤氏のエッセイ「ニューヨークからの仕事場」を何気なく購入。80年代のニューヨークとペーターさんの熱にうかされたのか、一気に読み終えてしまいました。
ペーターさんは残念ながらもうこの世にはいませんが、彼のイラストは僕と同世代の人たちなら子どものころからよく目にしていたはず。いちばんわかりやすいのはミスタードーナツのパッケージなどのアートワークでしょうか。
そして僕にとってペーターさんといえば、80年代末にダンスミュージックやファッションに興味がメラメラ沸いてきた時に出会ったグレースジョーンズの真っ黒な姿態や山口小夜子のサイバーなアイラインメイク(実際は数年遅れなんだけどね)です。
まだグラフィックデザイナーになるなんて夢にも思わなかったその頃、ペーターさんが描く柔らかで明るい色調(当時はそれがパステルカラーという言葉さえ思い浮かばなかった田舎っぺいだったなあ)とシャープさが同居するイメージが、グレースジョーンズや山口小夜子の姿と重なって、ペーター佐藤=ニューヨークと漠然と結びつき僕のアタマの中でワンセットになって記憶されたのだと思います。
そんな記憶の底から出会ったこの本からは、ペーターさんの描くことへのエネルギーとニューヨークという器の深さと80年代初頭の熱は、過去を振りかえるために残されたのではなく、未来は時代や場所に関係なくエネルギーそのものの強弱でカタチづくられるものだと、いまの僕には叱咤されているような気がしてなりませんでした。
僕もできることなら彼らのようなエネルギーをこの世に残してみたいものです。
今日も生きざま更新中!
山口デコ


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