A DAY:ニュース記事の見出し感覚 - 東京都下水道局
2009年04月10日 9:30
今朝寝ぼけ眼で某ポータルサイトのニュースをクリック。
「制服ワッペン2万枚作り直し、3400万どぶ…都下水道局」
ヘッドラインのニュースだから仕方がないのかもしれないけど、この見出しを考えた人はちょっとどうかと思います。
東京都下水道局の制服が変わること自体知りませんでしたが、その制服につけるワッペンを間違って作ってしまって、作り直したところ当初の予定より3400万円の経費が掛かってしまい、この4月から制服が変わることは公表しているのに、職員の不手際により当初の予算より経費が掛かってしまったことについては公表していなかったとのニュース。
この見出しの調子は、制服のワッペンを作り直すだけなのに3400万円の余計な経費が掛かる。都民から集めた血税を無駄にしやがってけしからん! ということなのでしょうが、もっともけしからんことは、下水道局が自主的に公表していなかったことでしょうし、その間違ったロゴデザインが決定するに至った要因だと思います。
個人的にはニュースのコピーはことさらキャッチーにする必要はない思うのだけど、ニュースサイトは読まれてなんぼの世界だから仕方がないのかなあ? と思いきや、そうだ配信元はどこだろうと再度確認してみたら、某大新聞のオンラインニュース。。新聞記者がこの見出しを書くのか。。どぶって書くのか。。
ニュースの見出しってデリケートなものだと思うから、想像力とバランス感覚のある人が書くべきだと思います。
すぐに公表しなかったり、職員の考案したデザイン案をチェックする機能が働かない下水道局も合理的な組織ではないのもしれませんが、都の東京都情報連絡室も「基本デザインマニュアル」を作ったのはいいけれど、使われなくては意味がないし、まして「基本デザインマニュアル」自体、けっこうな予算を使って制作しているはず。
デザイン規定が存在する組織内でクリエイティブコンロトールが効かない要因を改めなければ、また同じような効率の悪いことは起こるだろうし、すでに公表されていないこともたくさんあるのかもしれませんね。
▼東京都下水道局
http://www.gesui.metro.tokyo.jp/oshi/infn0406.htm
このHPのヘッダーのロゴの扱い方も怪しいと思うデザイナーはたくさんいるはず。「基本デザインマニュアル」を見てみたい。。
今日も生きざま更新中!
山口デコ


コメント