One Day:もどかしい手習い
2010年07月15日 20:00
今日は技術の習得についてのお話。
私がグラフィックデザイナーになるぞと目標をたてた頃、グラフィックデザインの世界では大きな変化が起こり、それまでのデザイン・版下製作・製版分業のアナログ工程に替わって、DTP(ディスクトップ・パブリシング)が業界全体で運用されはじめたのでした。
その頃の私は、日中はグラフィックデザインとは関係のない仕事をしていたので、仕事が終わり家に帰ってきてから、構成論や色彩論などのデザイン理論の勉強やデッサンなどをしてました。
時間があまることがなかったので、一方で夢中になっていたレコードを回す時間も作れなかったけれど、知らないことを知る楽しさと、どーしてもデザイナーになりたいという清い(?)ココロに引っ張られて、充実した毎日でした。
でも、どーしても勉強したくてもできないことがありました。
それは、DTPの知識やアプリケーションの技術の習得。
なぜならばお金がなかったから・笑。
DTPに必要なマッキントッシュはもちろんのこと、アプリケーションや書体など、個人で買えるレベルではなかったし、民間のスクールに通うためのまとまったお金がじぇーんじぇんなかったのでした(その頃のお金はほとんどレコードに変わったのでした)。
そこで私がとった手段は、それまで日中にやっていた仕事をやめて、グラフィックデザイナーの経験がなくても、アルバイトでもいいから雇ってくれるデザインに関係のある会社に入ること。
自分では習えないDTPの知識や技術をお金をいただきながら習えたのですから、こんなにありがたいことはありませんよねー。
ということで、その頃の私はDTPの知識や技術については働きながら覚えさせていただきました。
あれから14,5年が経ましたが、今また新たな知識と技術の習得を始めたところです。
あの頃とは違い、習う手段も自由に選択できるし、実際にアプリケーションなども触りながら覚えられる環境にいるというのに、自分のぬるい手習いっぷりが本当にもどかしす。
もっとスピードアップしなければ。トントトトン!とね。
今日も生きざま更新中!
山口デコ


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