【テーマ】自分の業界の景気について
2008年09月17日 12:09
景気の判断はこの業界だけでは判断できないので、ここであえて言うことはない。
ここでは業界とDTPオペレーターの将来について少しお話したいと思う。また、フリーの人と企業人では、技術は同じようなものだが立場も考え方も違う。我輩は現在フリーランスなので、フリーを軸とした考え方を述べることにしようと思う。
まず業界全体としては、ペーパー媒体が、今後環境や資源といった問題から下降線をたどっていくだろうという事は、容易に想像できるので、仕事の総量は減っていくのではないかと考える。そのかわりにWebなどの電子媒体は、技術の向上により増々増大していくことだろう。
このような業界の背景をもとに、DTPオペレーターの将来性について我輩が感じているのは、情報に敏感になり(アンテナ)、勉強(スタディ)をして努力を惜しまなければ、自ずと生き残っていくのだ、ということ。これはパーソナリティー(個々の度量)が非常に重要なのである。
この業界は以前、デザイン・版下・写植・製版・印刷というふうに分業がされていたわけだが、DTPの普及によってデザインから製版の分野まで、一人ででも可能になったこともあり、境界線がなくなり、能力(技術力や営業力)のある人がすべてを仕切るという構図ができている。その分、フリーには有利になったのだが。
以上のことを考えて将来に目を向けると、DTPオペレーターとしてやらなければいけないことは、今までのペーパー媒体(印刷)のノウハウをさらに向上させてエキスパートになるか、または、様々な媒体を的にしたオールラウンドプレイヤーになるかの、どちらかであろうとの結論に達する。
エキスパートは、技術の向上のためのシステムの開発や研究、後身の育成といった社会的意義もあるので、フリーというよりも企業の一員として重要な役割を持つだろう。逆にフリーはオールラウンドプレイヤーじゃなければやっていけない。長文のレイアウトだけの仕事はそうあるものではないからだ。だから、個々の資質を見極めるときは、色々な可能性を考えていかなければ、仕事にありつけないのだ。
そこでフリーになり、将来を安定したものにするにはということをどうしたらいいか。
最初からフリーになることは不可能なので、まずは出版やプロダクションなどのDTPワークを主体とした企業に勤めることが第一歩と考える。そこでこの業界の基本をみっちり勉強すること。
その間にやらなければならないことは、
1.「人脈」
2.「パーソナリティー」
3.「情報」
の3つをしっかり身につけることではないだろうか。フリーの場合、一番に重要なのは人脈。これを疎かにすると仕事はない。人と人との繋がりは絶対に欠かせない。2番目はあなた自身の個性。これは勉強して良くなるとかのものではないので、日頃から正直に素直な気持ちで人に接することだろうと思う。最後に情報に対するアンテナを常にはっておくこと。肝心な情報の取得の遅れはすべてに影響する。3つのほかに日頃のスキルアップ、これは当然なこと。これは一つの分野に限らず幅広くあったほうがいい。様々な人脈を持っていると、自分のスキルが多方面にわたったときに、有力な武器になるというのもある。
そののち晴れてあなたはフリーランスとなるのだ。
その後も、〈アンテナ〉と〈スタディ〉を怠ってはいけないのは言うまでもない。
DTPオペレーターの将来は決して安泰ではないが、必要な仕事なのだ。そしてDTP従事者になるには大まかに言えば、一つのことを集中してエキスパートや管理職(企業人)になるか、オールラウンドプレイヤー(フリーランス)になるかの二つだろうと我輩は考えるのだ。
時代は常に変化し、文化も人々の指向も変わる。その変化に対応するには、DTPオペレーターも変化しなければならない。上記の二つ以外の選択肢もあるだろう。
しかし、いずれにおいても我々は〈アンテナ〉と〈スタディ〉でパーソナリティーの向上をめざし、時代の変化に柔軟に対応することが肝要であろうと考える。


コメント
■この記事へのコメント
とても参考になりました。
俺もそう思う所が多かったです。
Posted by ボブ | 2009年10月06日 15:05