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1961年、新潟県十日町市生まれ。公立中学英語教師を経て、30歳で書芸家に転身。...

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重力と人間

2008年08月28日 11:40

先日、北京オリンピックをテレビで見ながら、ふと思ったことがあった。
スポーツってのは種目にかぎらず、重力との闘いなんだと・・・
いかに速く走るか、いかに高く飛ぶか、いかに重いものを持ち上げるか・・・
もちろん敵は対戦相手にはちがいないけれど、競技者にとっての一番の敵は、
実は重力なんじゃないか。
球技だって、ある意味、重力との闘いなわけだ・・・
もし地球が無重力なら、今のような形のスポーツは生まれてなかったはず・・・

昔、ビートたけしが『死ぬための生き方』という著書の中で、
「重力に縛られていることが、人間にとっての一番の地獄かもしれない」
というようなことを書いていた。そのときは妙なことを言うもんだな、
くらいにしか思わなかったけれど、いま思えば、それはもしかしたら、
核心をついたスゴい言葉だったのかもしれない。
やっぱ、たけし、天才だな!笑

でも、また思うわけよ・・・
裏を返せば、重力があるおかげで、今の人間社会のさまざまなものが
発達してきたわけでね、この世のさまざまな建築物や機械も、
もし重力がなかったら生まれていなかっただろうし、今のスポーツだって
なかったはず・・・そしてもしかしたら、人間の色々な思いや感情さえも、
重力があるせいで生まれているのかもしれない・・・
そんな風に考えると、重力はたしかに人間にとって重荷で憎らしいものだし、
ビートたけしが言うように、人間にとっての一番の不幸の素なのかもしれない
けれど、そのおかげで生み出されているものが山のようにあることを思うと、
最大の不幸や辛苦は、もしかしたら、裏を返せば、人間にとって最大の幸福に
つながるものなのかもしれない・・・
さまざまな障害があるからこそ、何とかそれを乗り越えようと奮闘する・・・
それは宇宙から見たら、ちっぽけなアガキかもしれないけれど、
そのあがきの中からこそ、人としてのほんとうの美しさ、
人生の輝きが生まれてくるのかもしれないね!
SOGENことなか!

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