この仕事の社会的評価、周囲の反応について思うこと
2008年02月27日 10:00
ダンスムーブメントセラピストという職業は、
日本ではもちろん、アメリカでもまだまだ
若い分野で、他のクリエイティブアートセラピスト
(ミュージックセラピスト、アートセラピスト)と
比べても認知度が低いと思います。
社会的評価は、私の経験から言うと残念ながらあまり
確立されていない、と思います。
ダンスムーブメントセラピストになるためには、様々な
分野のダンスやムーブメントの経験/技術を持っていることは
当然前提にありますが、それに加えて、
取得に3年間かかる修士号
(授業単位の他に300時間のフィールドワーク、
700時間のインターンシップ、修士論文を含む)が必要
とされます。
ところが、多くの州で、ダンスムーブメントセラピストは、
(施設や会社に所属せずに独立したセラピスト
として患者と働く際に必要となる)州公認の心理療法士と
しての資格を取ることが難しい状況にあります。
ここ、カリフォルニア州も例外ではなく(というか他の州よりも
厳しいという評判があります)、
更に幾つかクラスを大学で受けたり、
州の資格審議委員会に
アピール文を送らないと、資格テストさえも
受けられない、というのが現状です。
一般的にも、「ダンスムーブメントセラピスト」と言うと、
「ダンスを教える人」 「踊る人」という印象の方が強く、
実際に心理療法を施すクリニカルな職、という印象は
まだまだ薄いようです。
これは、ダンスムーブメントセラピスト自身がもっと
自分たちのスキルと実績を社会にアピールして、資格などを
つかみ取っていかないとならない現状を表している、と
私は思います。


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